北陸diary

グローバルスタディーズプログラム(第2日)

8月5日(火)、グローバルスタディーズプログラム2日目です。

本日はまず、ウォームアップアクティビティとしてクイズを実施し、英語を用いてコミュニケーションをとりながら楽しい雰囲気で始めることができました。参加者の緊張もほぐれた後に行われた留学生によるスピーチ発表では、自国での教育や文化に触れながら、将来の夢や今後の人生設計について語ってくれました。それぞれが描く進路や目標は多様であり、異なる価値観や人生観に触れることで、生徒たちにとっても「自分のこれから」について考えるきっかけとなりました。

続いて、「人々が無意識に持っているバイアス(偏見・先入観)」について考えるプログラムが行われました。授業では、私たちが日常生活の中で無意識のうちに抱いている偏見や先入観について考える活動が行われました。その中で、生徒たちは1枚の写真を見て、「何に注目したか」「何を感じたか」をそれぞれ発表し合いました。
同じ写真を見ていても、人によって注目するポイントが異なることが明らかになり、ある生徒は人物の表情に、また別の生徒は背景や色彩、配置などに注目していました。この体験を通じて、生徒たちは「自分の見方がすべてではない」ことに気づき、多様な視点を持つことの大切さを学びました。






午後からは、自分の地元を紹介するスピーチを行い、地元の文化や歴史、特色ある風景、地理的特色などを図に書いて紹介しました。自分の住んでいる地域を英語で紹介することはなかなか難しかったみたいですが、生徒たちは何とか伝えようと、必死でジェスチャーを交えたり、知っている単語を組み合わせたりして頑張っていました。






グローバルスタディーズプログラム2日目は、「英語漬け」の環境の中で、生徒たちがより積極的にコミュニケーションに挑戦する姿が印象的でした。言いたいことがうまく言えなくても、知っている単語を駆使して伝えようとする姿勢が見られ、大きな成長を感じる1日となりました。