修学旅行

平和学習を軸に、
沖縄へ2年生全コースで行く修学旅行。
他にもマリンアクティビティや
クラス別研修など、
沖縄の風土と歴史、文化を
満喫する充実の4日間を過ごします。

沖縄修学旅行(1班・1日目)

6月20日(月)、2年生の修学旅行1班が福井を出発し沖縄に到着しました。今春卒業生は1年延期して福井県内1泊2日、現3年生は昨年12月に長崎2泊3日、とコロナ禍で度重なる変更を余儀なくされてきましたが、ようやく3年ぶりに本来の沖縄に戻って来ることができました。

現2年生は中3の時に修学旅行に行けなかった学年になります。さぞ、今回の旅を楽しみにしていたことでしょう。前日に引率教員も含めて全員が抗原検査を済ませ、感染対策を十分に図った上で、今日から3泊4日の旅程となります。


担任の先生から搭乗券を受け取って

いざ飛行機へ

沖縄地方は今日梅雨明けが宣言され、真青な海と空が歓迎してくれました。それにしても、暑い!


那覇空港はすっかり夏空です

まずは平和祈念公園へ

ガイドさんの説明はイヤホンマイクで聞きます

福井之塔へ生徒代表献花

合掌、礼拝

「平和の礎」には福井県の方のお名前も

「平和の火」沖縄、広島、長崎から合火されています

東シナ海をバックに記念写真

ひめゆりの塔

資料館ではじっくり展示と向き合いました

本校は建学の精神にもとづいた「こころ」と「いのち」の教育を実践しており、沖縄での平和学習を軸としたこの修学旅行を特に大切にしています。事前学習にさまざま取り組んだ上での集大成が今回の訪問ですが、ウクライナでの戦火が続く今、あらためて平和の大切さと戦争の悲惨さをかみしめることとなりました。


どこへ行っても検温と消毒は必須です

さあ、一番のお楽しみ!

バイキングも手袋をはめて

ケーキはやっぱり最高!

食後は、室長さんの生徒たちに担任の先生から明日の連絡がありました。明日の予定は、クラス別研修とマリン体験です。熱中症対策のためにも今日は早く寝ましょうね。


沖縄修学旅行(2班・1日目)

6月21日(火)〜24日(金)の日程で、心待ちにしていた2班の沖縄修学旅行がいよいよ始まりました。本校としては、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの沖縄修学旅行となりました。生徒たちは朝5時30分に西別院に集合。バスで伊丹空港に移動し、飛行機で那覇へと向かいました。機内ではお弁当を食べてお腹が満たされた後、友達同士で楽しくお喋りタイムとなり、また、飛行機からの景色を撮影したりするなど、普段あまり乗ることがない飛行機に興奮気味の生徒も見られました。無事沖縄に到着すると、沖縄らしい強い日差しが私たちを迎えてくれました。昨日沖縄で梅雨明けが発表されましたが、この日も気温が高く、日較差が少なく、さらに湿気も高く、この気候が南国沖縄に来たことを実感させてくれました。


西別院集合

伊丹空港到着


伊丹空港内にて

伊丹空港内にて


機内での昼食

おいしい!


離陸時には悲鳴も

機内からの景色


那覇空港

到着!

本日1日目のメインは平和学習です。今では美しい自然や文化に溢れる沖縄ですが、その沖縄には私たちが忘れてはならない戦争の歴史があります。平和祈念公園では、「福井之塔」の前で花束・千羽鶴をお供えしてみんなで合掌し、「平和の礎」や「ひめゆり資料館」を見学しました。資料館では生徒は資料や映像を食い入るように見ており、戦争の悲惨さに胸を打たれていました。激しい沖縄戦から77年という月日が経ちましたが、穏やかな海を眺めながら、改めて平和について考えさせられました。


暑い!!!

ひめゆりの塔にて


福井之塔へ生徒代表献花

合掌、礼拝


とにかく暑い!

海をバックに記念写真


平和の火にて

クラス写真撮影


バイキング!

おいしいね!


たくさん食べました!

室長会議

現在のところ体調不良者もなく、全員元気に1日目の行程を終了です。明日は、生徒たちが「ちむどんどん(ドキドキ、ワクワク)」しているクラス別研修、マリン体験です。3泊4日の修学旅行はまだまだ始まったばかりです!この後も修学旅行の様子をお届けします!


沖縄修学旅行(1班・2日目)

6月21日(火)、1班・2日目のスタートです。今日の日程は、午前がクラス別研修、午後が万座ビーチでのマリン体験となります。


朝ごはんをしっかり食べたら出発です。F5,7,12の3クラスはおきなわワールドへ。他のクラスは、道の駅かでな、マングローブカヤック、ブルーシール・アイスパーク、うるマルシエ、CAVE OKINAWAなど、自分たちが考えたさまざまな研修先へ向かいました。

おきなわワールドの目玉は「玉泉洞」。全国でも2番目に大きい鍾乳洞だそうで、ちょっとした地底探検のようです。


地上へ出れば、沖縄のさまざまな文化を体験できるテーマパーク。生徒たちは思い思いに楽しみを見つけていました。


ブルーシールも沖縄の文化!

沖縄伝統の古民家でまったり

屋根には赤瓦とシーサー

庭にはハイビスカス

シーサーの絵付け体験

Dr.フィッシュも沖縄文化?

ハブではなくニシキヘビと記念写真

おとなしくてもヘビはヘビ。勇気あるな~

エイサーのショー

お昼は沖縄料理のバイキング

タコライスはれっきとした沖縄文化ですね

何が一番お口に合ったでしょうか

午後からは、待ちに待ったマリン体験。ドラゴンボートとシュノーケリング、オーシャンパークの3種目を順番に楽しみます。海の色を見てください!これぞ沖縄!!


夕食後は担任の先生から室長の生徒たちに、夜の検温と体調チェックの段取り確認、さらに明日の動きについて説明がありました。明日は、美ら海水族館見学と2回目のクラス別研修、首里城・守礼門訪問が予定されています。絶好のお天気が続いていますが、熱中症と日焼けに注意が必要です。生徒の皆さん、今日も早く寝ましょうね。


沖縄修学旅行(2班・2日目)

昨日の1日目は朝早く集合し、日中は炎天下の中、たくさん歩きながらの平和学習でしたので、生徒たちはみんな疲れていたようで、どの部屋も早く眠りについたそうです。

さて、本日2日目、朝はホテルの朝食バイキングをしっかりと食べて、午前はクラス別研修を行いました。クラス毎に瀬長島ウミカジテラス、おきなわワールド、むら咲むら、琉球村などに向かい、各クラスがそれぞれの場所で沖縄を感じ、たくさんの思い出を作ることができたようです。その中でも、瀬長島ウミカジテラスは、瀬長島西海岸に隣接した傾斜地に展開するアイランドリゾートで、2015年にオープンした施設です。飛行機の離着陸と青い海を展望できるインスタ映えスポットでもあるこの地で、生徒たちはショッピングやカフェでスイーツ、美しい景色の写真撮影などを楽しんでいました。


クラスTシャツ

いただきます!


おいしいです!

瀬長島ウミカジテラスにて


海がきれい!

みんなで記念写真!


おいしい!

飛行機も見えます!


暑いので日陰で!

ポーズおそろい!

午後からは万座ビーチでマリン体験です。インストラクターの指導のもと、シュノーケリングでは、沖縄の透明度の高い海で、サンゴ礁や魚を鑑賞することができました。また、ドラゴンボートでは、スピード感と右へ左への動きに絶叫あり、笑いありでスリル満点の最高の一時となりました。沖縄の海は透明度が抜群で気持ち良く、忘れられない自然体験となりました。


昼食タイム

おいしかったです!


さあ、マリン体験へ

出発!


遊ぶぞ!

行ってきます!


記念写真!

楽しい!


遊具へGO!

最高です!

マリン体験の後、本日宿泊するホテルオリオンモトブリゾート&スパへ移動しました。ホテル到着後の夕食も、マリン体験でお腹が空いていたようで、生徒たちはたくさん食べていました。


夕食

おいしいです!


たくさん

食べました!

明日は、美ら海水族館と2回目のクラス別研修、首里城、守礼門を訪問します。今日の疲れをとるためにもしっかり休んで明日に備えましょう。


沖縄修学旅行(1班・3日目)

6月22日(水)、1班・3日目です。今日の日程は美ら海水族館見学とクラス別研修②です。2泊目のホテルは水族館のすぐ隣。歩いて移動することができます。


絶景ポイントでクラス写真

バックに見えるのは伊江島です

生徒は一生懸命スマホ撮影していますが

お魚の方もそんな人間に興味あるのかな?

人気抜群のチンアナゴ

ここはやっぱりジンベエザメ!

オキちゃん劇場

イルカもオキゴンドウクジラも元気に飛びます

マナティの赤ちゃんはお母さんとキャベツに夢中

OKINAWAフルーツらんど

クラス別研修②は、OKINAWAフルーツらんど、ナゴパイナップルパーク、名護漁港、古宇利オーシャンタワー、やんばるんちゃー、マングローブカヤック、今帰仁城跡、ブセナ海中展望塔など、クラスごとに思い思いの場所を訪れました。


最後に全クラスが首里城を訪問し守礼門前でクラス写真を撮影しました。正殿跡には2026年完成を目指した再建工事のための大きな建屋が立っていました。早く完成するといいですね。


生徒の顔にはさすがに連日の疲れが見られるようになってきました。担任の先生が細かく生徒の様子の観察や声掛けに走り回っていました。修学旅行もあと1日!明日は国際通りでお買い物をして帰路に着きます。


沖縄修学旅行(2班・3日目)

本日は沖縄戦での犠牲者の霊を慰め、世界の恒久平和を願う沖縄慰霊の日です。1日目に訪問した糸満市摩文仁の平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式が開かれました。生徒たちにとっても改めて戦争の悲惨さや命の尊さ、平和の大切さを改めて考える日となったと思います。

さて、修学旅行3日目のスタートは、美ら海水族館から!ホテルから歩いて行ける距離にあります。美ら海水族館に到着すると、巨大なジンベイザメのモニュメントが出迎えてくれます。まずはここでクラス写真を撮り、水族館へ入りました。中は浅瀬から徐々に海の深い所へ進んで行くようになっています。ジンベイザメや、マンタ、マナティなど人気の生き物だけでなく、沖縄ならではの熱帯魚や、巨大なエビ、巨大な貝類、幻想的なクラゲ、可愛いチンアナゴなど、見るものがいっぱいでした。見学後は、水族館限定のグッズ、お土産物などのお買い物を楽しんでいました。










チンアナゴ

ここにもチンアナゴが・・・人気です!

水族館見学の次は、2回目のクラス別研修です。本日は、御菓子御殿名護店、ナゴパイナップルパーク、フォレストアドベンチャー、古宇利島など、本日もそれぞれのラスで沖縄を感じ、たくさんの思い出を作ることができたようです。その中でも古宇利島を訪問した内進クラスは、まずハートロックへ行きました。ハートロックは、古宇利島のティーヌ浜にあるハートの形をした岩です。古宇利島のなかでも人気の観光スポットで、人気グループのCMのロケ地にもなったそうです。生徒たちはハートロックとエメラルドグリーンの海を満喫できたようです。

次に、オーシャンタワーに向かいました。まず、自動運転の小さなカートに乗ってタワーの1階まで行きますが、そのカート内では古宇利島に関するプチトリビアなどを紹介する音声ガイダンスを聞きながら、熱帯植物や古宇利大橋を眺めました。時間の関係上、残念ながらタワーの上には登れませんでしたが、カートからの景色だけでも生徒たちは大満足の様子でした。


クラス別研修後は、首里城へ向かいました。正殿は2019年の火事により、現在は、再建工事中でしたが、守礼門でクラス写真を撮り、高台からの景色を楽しんだりしました。




その後、本日宿泊するダブルツリーbyヒルトン那覇首里城へ移動しました。ホテル到着後の夕食も、ここ数日同様、生徒たちは元気にたくさん食べていました。
さて、修学旅行も明日でいよいよ最終日を迎えます。国際通りでの買い物の後帰路に着くこととなります。最終日もたくさん思い出を作りましょう。


沖縄修学旅行(1班・4日目)

6月23日(木)、3泊4日の修学旅行も最終日を迎えました。


朝食バイキング

オレンジジュースもいいけどシークワーサーにしようかな

4日間すべてお天気に恵まれました!

龍柱

沖縄県庁

国際通り

牧志公設市場は元の場所で建設工事中ですが、近接地に仮設市場を開場して営業していました。中の景色は以前のまま。色とりどりのお魚が並び、沖縄感満載です!


沖縄で最後の昼食は、名物のステーキランチ。スープやサラダもついていて、お肉は3種類のソースでいただきます。


コックのお兄さんたちが塩やコショウの瓶をクルクル回すパフォーマンスを交えながら目の前で手際よく調理していきます。生徒たちは動画をとったり、自分の目に焼き付けたり、興味深々の様子で楽しんでいました。何より美味しい!


帰りの飛行機は、就航したばかりのB787-9。一人ひとりの前にあるモニターはタッチパネルでタブレットPCのように操作でき、映画や音楽、飛行機の現在位置や種々のフライトデータも見ることができます。各々楽しんでいましたが、さすがに睡魔には勝てず眠りに落ちている人も大勢いましたね。どんな夢を見ているのでしょうか。お天気にも恵まれ、新型の飛行機は滑るように飛び、快適な空の旅となりました。


伊丹空港に到着!手には大きなお土産、胸にはたくさんの思い出を詰め込んで、福井に帰るバスに乗り込みました。皆さん、修学旅行は楽しかったですか?

コロナ禍の中、今回の修学旅行を実現できたのは、多くの方々のおかげです。保護者の皆様をはじめ自分を支えてくださったすべての皆さんに感謝の気持ちを忘れず、できればお礼の言葉を直接伝えましょうね。

1班の最終日となった6月23日は奇しくも「沖縄慰霊の日」。沖縄戦から77年が経ちましたが、同じ青空の下、南国特有の蒸し暑い空気の中で、戦い、逃げ惑い、心ならずも命を散らすしかなかった人々の思いを、今を生きる私たちが忘れるわけにはいきません。「命(ぬち)どぅ宝(いのちこそ宝)」大切なことを学ばせていただく旅となりました。本土復帰50周年の年に、訪問できたのも何かの縁です。

あらためて、お世話になったすべての方々に感謝とお礼を申し上げて、沖縄修学旅行1班のご報告を終わります。誠にありがとうございました。


沖縄修学旅行(2班・4日目)

天候にも恵まれた楽しい修学旅行もとうとう最終日となりました。生徒たちはホテルの朝食バイキングを頂いた後、最後の見学地である国際通りへと向かいました。国際通りは、戦後の焼け野原から目覚ましい発展を遂げたこと、通りの長さがほぼ1マイル(約1.6㎞)であることから「奇跡の1マイル」とも呼ばれているそうです。沖縄で最も賑やかな通りであり、那覇市最大の繁華街です。生徒たちは通りの多種多様なお店をめぐり、家族や友人へのお土産を楽しそうに時間いっぱい選んでいました。集合場所のステーキレストランには、みんな大きな土産袋を両手に持ってやってきました。昼食は、そのステーキレストランで、目の前で焼くコックさんの調理パフォーマンスに興奮しながら、ボリューム満点のステーキを堪能しました。朝食からあまり時間が経っていませんでしたが、おいしいお肉ということで、生徒たちはたくさん食べていました。












いよいよ修学旅行も終盤となり帰路を残すばかりとなりました。那覇空港に到着後、この期間お世話になったバスガイドさんと運転手さんに感謝の印として、生徒達より寄せ書きが送られました。その後、那覇空港から伊丹空港、そしてバスで福井市営体育館へと向かい、20時頃無事到着しました。バスの車内では、もっと長く沖縄にいたかったという声が聞かれた一方で、福井に到着した時はやはりホッとした表情を浮かべる生徒も多くいました。


運転手さん、ガイドさん

ありがとうございました


那覇空港

ありがとう、沖縄!


伊丹空港到着!カメさんがたくさんいます!

バスで福井へ向かいます!

あっという間でしたが、振り返ると沖縄でたくさんの自然・平和・文化に触れ、普段の生活との違いを感じることができたのではないでしょうか。沖縄で過ごした4日間は生徒たちにとって、新たな発見や学びの多い日々であったかと思います。また、仲間との楽しい思い出もたくさんできましたね。この修学旅行を通して学んだことなどを今後の学校生活にもしっかり活かしてもらいたいと思います。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

コロナ禍の中、修学旅行の実施にあたって、保護者の皆様をはじめ、多くの方々のご協力を頂きました。お世話になったすべての皆様に御礼申し上げて、沖縄修学旅行2班のご報告を終わります。ありがとうございました。