北陸diary

【3年生】本願寺吉崎別院参拝

北陸高校では、例年4月に新入生を対象とした「本山研修」を行っています。京都の西本願寺を参拝し、宗門校に学ぶ生徒としての自覚を持つとともに、1泊2日の研修を通して仲間との親睦を深めることを目的としたものです。ただ、コロナ禍を受け京都を訪れての研修は難しく、昨年と今年は本願寺福井別院(西別院)を参拝し、クラス別の研修を行ってきました。
しかし、現3年生は全国的な一斉休校の時期に入学したということもあり、京都への本山研修はもちろん、西別院での研修もかないませんでした。そこでこのたび、3年生の皆さんにも在学中に本学園の建学の精神に触れてもらいたいということから、4月18日(月)~21日(木)、本願寺吉崎別院研修を行いました。




本願寺第八代法主・蓮如上人が布教の地として越前・吉崎を選ばれ、山上に吉崎御坊を建立されました。吉崎別院を訪れた3年生の皆さんは本堂にて讃仏偈をお勤めし、ご法話をいただき吉崎御坊の沿革について学んだ後、御山の御坊跡地などを散策しました。高村光雲の大作「蓮如上人像」の前には鮮やかな八重桜が咲き誇っており、集合写真を撮りながら、春の小遠足を楽しみました。