海洋ごみ削減動画コンテスト 審査員特別賞受賞
9月23日(火)、高校生海洋ごみ削減動画コンテストが福井市にぎわい交流施設ハピテラスで開催され、本校からも1年進学コースの高原 和花奈さん、西畑 実果さん、野坂 歩未さんの3名がコンテストに臨みました。このコンテストは、一般社団法人福丼県プロジェクトが主催し、福井県内の高校生が主役となって海洋ごみ問題への理解と関心を深めることを目的に開催されたイベントです。本校生徒3名を含むコンテストに参加した高校生の多くは、8月12日(火)に開催された動画作成講座から活動に加わり、海洋ゴミの現状を実際に目の当たりにしながら、ごみ拾いを行い、その様子を撮影し、さらに自ら編集作業まで手がけ、ひとつの作品として完成させました。
コンテスト開催前には「福井まちなか一斉ごみ拾い」にも参加し、地域の方々と協力しながら街の清掃活動に取り組みました。実際にごみを拾うことで、海洋ごみの発生源や日常生活とのつながりを肌で感じる貴重な機会となりました。
その後に行われたコンテストでは、参加したすべての高校生が、自ら制作した動画について説明を交えながら発表を行いました。その発表の中で、高原さんの作品がひときわ注目を集め、見事「審査員特別賞」に輝きました。高校生ならではの柔軟な発想と独自の視点、そして動画に込められた丁寧な工夫が審査員に高く評価され、会場からは大きな拍手とともに称賛の声が上がりました。
さらに3人は、一週間後の9月30日(火)にYouTube配信番組「高校生ゴミパトロール隊5」の生配信にも出演。動画作成講座からコンテストまでの活動を振り返りながら、体験談や想いを語ってくれました。実際に海洋ごみと向き合った経験や、動画制作を通じて得た気づきなど、リアルな声が視聴者の共感を呼びました。
今回の活動を通じて高校生たちは、海洋ごみ問題を自分ごととして捉え、行動することの大切さと、伝える力の可能性を実感する貴重な経験を得ることができました。