福井駅前コンサート(その1)
6月14日(土)、福井駅前西口広場ハピテラスにおいて、福井駅前コンサートを開催しました。地域の皆様に楽しんでいただけるよう、本校生徒たちの熱いパフォーマンスが繰り広げられました。司会を務めてくれたのは、演劇部2年生の平 大翔さんと吉田 椛連さん。ハキハキと元気よく進行してくれました。コンサートでは、和太鼓部、演劇部、合唱同好会、ダンス部、吹奏楽部の部員が一堂に会し、心を込めた演奏や歌声を披露しました。多くの観客の皆様が集まり、駅前が温かい雰囲気に包まれ、地域とのつながりが深まりました。
まずはじめに登場したのは和太鼓部。披露した曲は、部で代々受け継がれ、前半の落ち着いた曲調から後半にかけて盛り上がっていき、躍動感あふれる曲の「北鼓」とOTAIKO座明神座長上坂 優氏が作曲した「恐竜行進曲」。会場には力強い太鼓の音色が響き渡り、さらに軽快なリズムに合わせたダイナミックなパフォーマンスも披露し、観客の皆さんからは大きな拍手と歓声をいただきました。
続いて登場したのは演劇部。福井の伝説「八尾比丘尼」を大胆にアレンジし、笑いあり、驚きありの楽しい舞台を届けてくれました。伝説の神秘的な雰囲気をそのままに、ユニークなキャラクターたちが繰り広げる劇に、会場は大いに盛り上がりました。物語の主人公、八尾比丘尼は美しい僧侶ですが、彼女の運命はただの悲劇では終わりません。演劇部のメンバーがコミカルな演技でキャラクターに命を吹き込み、伝説に少しユーモアを加えたことで、誰もが一緒に楽しめる舞台となりました。
続いて登場したのは合唱同好会。披露してくれた曲は、「スパークル」「いつでも誰かが」「幸せなら手を叩こう」「ダーリン」。どこか懐かしく、心に残る歌声で会場の皆さんを魅了し、温かい拍手をいただきました。元気いっぱいの歌声に合わせて、観客の皆さんも自然に手拍子をとり入れてくれたり、一緒に口ずさんでくれたりするシーンもあり、まさに「音楽でつながる瞬間」を感じることができました。
つづきは(その2)で。