令和5年度1学期始業式・同窓会表彰
4月10日(月)、1学期の始業式が放送で行われ、令和5年度が本格的に始まりました。
朝倉校長先生の式辞では、普通コース3年の五十嵐 優翔さんの活躍が紹介されました。越前市で和紙工房を経営されている五十嵐さんのお母様は、捨てられる野菜や果物を漉き込んだ「フードペーパー」を開発し、和紙の原料不足に対応しながらフードロスの削減につながる取り組みが評価されていますが、そのアイデアのヒントとなったのは、五十嵐さんが小学生の時から続けてきた自由研究だそうです。五十嵐さんは身近な食べ物を使って紙漉き実験を繰り返し、その実験結果をまとめてきました。そんな五十嵐さんの自由研究がヒントとなり、伝統的な紙漉きの技術と、食べ物という新たな材料が掛け合わされ、「フードペーパー」は誕生しました。校長先生は、自分なりの問いを持ちそれを追求していく姿勢は、現在探究学習に取り組んでいる他の生徒にとっても大きな刺激となるとお話しされました。
その後、令和4年度に学業や運動・文化面で顕著な活躍があった生徒の努力を称える同窓会表彰の対象者の発表が行われ、放課後に校長室で表彰式を行いました。1年生(新2年生)は3名、2年生(新3年生)は8名の皆さんが表彰されました。よく頑張りました。今年度も北陸高校生の模範として、様々な分野での活躍を期待します。
引き続き、本年度新たにお迎えする新任の先生方を代表して、羽生 比呂紀先生から全校生徒に向けてご挨拶をいただきました。令和5年度は4名の先生方、2名の校務員さんをお迎えしました。どうぞよろしくお願いします。