北陸diary

２年生の進学コース・特別進学コースは、今年度「クエストエデュケーション　コーポレートアクセス」という探究学習プログラムに取り組み、実在する企業へのインターンを教室で体験し、働くことの意義や経済活動について学んできました。プログラムの中では、企業から与えられたミッションについて、解決のアイデアを生み出し、具体的な取り組みを提案し、プレゼンテーションを行ってきました。１１月に校内で中間発表を行い、１２月には全国大会予選にエントリー。全国から４，８８２チーム（２３，９８９名）の応募があり、全国大会ファーストステージに進出できる優秀賞に選出されるのは１４４チーム。その結果、本校からは３チームが見事全国大会の出場権を獲得し、２月１８日（土）、クエストカップ2023コーポレートアクセス部門に出場しました。

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最初に登場したのは「別名トルネード」。メンバーは、大林 航さん、河上 怜央さん、木澤脩太さん、野坂 智哉さんの４名。富士通様からの「『10代のわがまま』で社会を変革する富士通の新サービスを提案せよ！」というミッションに対する発表テーマは、「あなたたちはモテたことがないでしょう」。モテたいという思いを実現させるため、富士通の技術を駆使したアンドロイドによるコミュニケーション能力向上やマッチングについて熱くプレゼンしました。

次に登場したのは「バター」。メンバーは、小嶋 彩葉さん、川端 玲奈さん、谷口 詩那さんの３名。メニコン様からの「となり合う生命を『深く想う』そんな時代がうまれるプロジェクトを提案せよ！」というミッションに対する発表テーマは、「自然や動物を自分たちの手で守りたい！！」です。年々減少傾向にはあるものの、殺処分される動物たちがいる現状に問題意識を持ち、人間と動植物が共存できる「ハピネスライフ」の実現のため、施設設立に向けての具体的なプランをプレゼンしました。

最後に登場したのは「坊ちゃん」。メンバーは、宇佐美 楽さん、正山 愛さん、千秋 和也さん、中村 陽菜さんの４名。イオンリテール様からの「毎日を『嬉しい発見』でいっぱいにする日本中がハラハラするイオン大改革プロジェクトを提案せよ！」というミッションに対する発表テーマは、「マッチョ！～筋肉痛との出会い～」です。コロナ禍の運動不足を解消するため、買い物をするだけで筋肉がついちゃうイオン！の実現に向けてプレゼンしました。エレベーターやエスカレーターの完全撤廃、自動ドアに代わる超重量ドアの設置、店員マッチョ化計画など、奇想天外なアイデアで、イオン大改革プロジェクトを提案しました。

それぞれの発表の後には、各企業の担当者さまとの質疑応答があり、プレゼンについて御高評をいただきました。残念ながらセカンドステージ進出は果たせませんでしたが、ミッション実現に向けた独創的なアイデアを形にするためグループで試行錯誤した経験は、きっと大きな実を結ぶでしょう。
２月２４日（金）には、今回の３チームを含めた２年生進学コース・特別進学コースの探究学習発表が行われます。未来を切り拓くワクワクするような発表を期待しています。