北陸diary

先生も勉強しています!

8月3日(月)、教職員研修を行いました。テーマは「学校グランドデザインの完成に向けて」。

本校はおかげさまで3年連続入学生が定員を上回り、今のところ多くの入学生を確保できています。しかし、福井県内の少子化は確実に進行しています。県内中3生は1988年度の1万3513人をピークに減少しており、今年度は7110人とピーク時の半数近くにまで減っています。これから2033年度には5千人台とさらに落ち込む見通しとなっています。これを受けて、県立私立を問わずどこの高校でも身を削るような努力が重ねられています。

北陸高校の未来を現場教員の立場から考え次の行動に移すための研修会とすることが、本日の目的です。


全員が前を向いて、教務部の先生の説明を聞くのは最初だけ。すぐにグループに分かれてグループワーク・ディスカッションに移ります。いわゆる「アクティブ・ラーニング」とか「探究的学び」という形ですね。さすがに毎日同じ職場で働いている者同士。すぐに議論は熱を帯び、活発な討論が繰り広げられていました。


ベテランも若手も、教科や部署の枠を超えて、積極的な提言が次々と出てきました。

今年、北陸学園は開学140周年を迎えます。150年目、160年目の北陸学園の形はどうなっていくのでしょうか。学習指導要領をはじめ、時代の流れなど外的要因も変わっていくでしょうが、私たちの中から「新しい学校の形」を模索していくことは、『私立学校』として当然の営みとしてあるべきはずです。

これからの北陸高校に、どうぞご期待下さい!