北陸diary

被爆桜を植樹しました

3月7日(土)、1号館南側植栽の中に被爆桜の苗木を植樹しました。


この苗木は広島市の安田学園安田女子中学高等学校の生徒たちの手によって植樹用に育成されたものです。平成20年度の安田女子高等学校生徒会が校地にある被爆桜(昭和20年8月6日、爆心地から2.1kmで被爆しながら奇跡的に生き残り、その後も花を咲かせ続けている)を絶やさないことで、多くの人々に平和の大切さと生きていることの喜びを感じて欲しい、と苗木をつくって全国の高校に植樹を呼びかけたことに当時の北陸高校生徒会が是非もらい受けたいと反応して、平成21年3月に最初の被爆桜二世が植樹されました。しかし、この最初の苗木はその後生着せず枯れてしまい、大変残念に思っていました。

この度再びご縁をいただいて2本目の苗木をいただくことになり、本来ならば生徒代表を入れて植樹を行いたいところでしたが、新型コロナウイルスの影響で臨時休業中でしたので、校長先生以下教職員のみで植樹させていただきました。今度こそは大切に育てて、広島・安田女子高校の皆さんの思いをこの福井の地で受け継いでまいります。

校内にある桜の先輩たちの様子も以下の写真でご覧ください。3月9日の今日は実に春らしいうららかな日和でした。


1号館の前の蕾(葉芽?)は固い感じ

本館前の蕾はちょっと膨らんでるでしょうか?