エンパワーメントプログラム(EMP)4日目
8月8日(木)、EMPもいよいよ4日目。10クラスから集まった80人の生徒と14人のグローバルリーダー、そしてファシリテーターのダリル先生はそれぞれすっかり打ち解けてきました。グローバルリーダーは各班を順番に回っていくので、自分の班の生徒たちとだけではなく、なるべくたくさんの参加生徒と関わることができ、生徒もまた全員のグローバルリーダーと話す機会が得られます。
午前中最初のテーマは「Leadershipとは何か」。
“Who is your Ideal Leader?”、“Are YOU a Leader?” グループ内でディスカッションし、リーダーの資質など学んだことについて発表します。
若者でも高校生でも「リーダー」になれるということを学び、ディスカッションの前に“Are YOU a Leader?”と聞いた時にはほとんど手が挙がらなかったのですが、ディスカッション後には、自信を持って「I am a Leader!」、手の挙がる生徒が増えていました。
2つ目のテーマは「日本の良いところ、改善すべきところ」。ここでさっそく辞書を使おうとした生徒たちに、ダリル先生から「“No Dictionary!”」の声が!最初は「えぇ~!!!」と言っていた生徒たちでしたが、グループリーダーの助けもあり、辞書を使わなくても、自分たちの知っている語句を使ってどう表現できるかを考え、上手にプレゼンをすることができていました。
プレゼンを終えた生徒たちに、ダリル先生から「You did a very good job! Try your BEST!」との コメントをいただきました。いつでもどこでも辞書が使えるとは限らない。
“Practice words you already know.” すでに自分が使える単語や知識を活用して、どう表現するかを考えトライすることが “Communication” なんだと学びました。
午後のプログラムはゲームから始まります。じゃんけんの勝敗で「たまご→にわとり→恐竜」と進化していくのですが、これが大盛り上がり!!80名もの生徒が本気でじゃんけんしています(笑)
しっかり盛り上がったところで、午後は「日本と海外の教育事情の違い」について考えます。

グローバルリーダーの多様なバックグラウンドを生かして、カナダやアメリカだけでなく色々な国の教育制度を日本と比べながら聞くことができました。今回、初めてのメンバー替えがあり、今までとは違うチームメイトとのディスカッション&プレゼンテーションとなりました。もともと顔なじみの者同士だったり、今回のエンパワーメントプログラムを通して仲良くなった友達だったりと、意見を交わす声も大きくなり、生き生きとした表情で活動に取り組めていました。

さあ、明日はいよいよ最終日。午後1時からは3会場に分かれて、全員が一人ずつプレゼンテーションを行います。 保護者の皆さまも是非ご覧下さい。なお明日に限り、講堂前の守衛室横からお入りいただくと、スムーズに会場にご案内できます。