北陸diary

教員研修

7月2日(月)、期末考査初日の午後の時間を利用して福井大学連合教職大学院のご協力の下、教員研修が本校・カフェにて行われました。

3部構成で、第1部は「変わる試験問題と求められる学力」がテーマ。まずは、小6国語の全国学力・学習状況調査の問題をみんなで問いて、三田村彰教授にご解説いただきました。


第2部は「主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善」がテーマ。松木健一教授にミニ講義をいただきました。『新学習指導要領が目指している方向性は校種・教科を超えて共有できる。これまでの授業は、コンテンツ=教科内容を教えればよかった。これからの授業は「思考力・判断力・表現力」という教示できないものを取り扱う。』とのお話しは大変示唆に富んでいました。



第3部は「これまでの授業・現在の授業・これからの授業」をテーマにグループワーク。各グループにはそれぞれ福井大学連合教職大学院からファシリテーターの方に入っていただき、議論を深めていただきました。

今回のグループワークでは、この研修を段取りした教員の発案で、年齢・教科・校務分掌などさまざまな要因をバラバラに構成したので、かえって新鮮な議論が飛び交ったように思います。和やかな中にも、厳しく活発な意見交換がなされました。








教育改革の嵐は、長年教員をしている者にとっては身を切られるような部分もありますが、どうでも取り組まざるを得ない課題です。生徒たちの未来のために、教員集団も力を合わせて頑張りましょう。Be Strong!