北陸diary

北紫祭(文化祭)その1

9月3日(木)、文化祭がフェニックスプラザを会場に行われました。

本校ではスクールカラーの紫をとって学校祭を「北紫祭」と呼んでいます。前日祭・文化祭・体育祭と3日間かけて行うのが通例ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことを最優先し、文化祭1日のみの開催となりました。実行委員会の中心となる生徒会は、4月から準備に走り回って9月の北紫祭を迎えるのが例年の姿ですが、その4月・5月が休校となり、6月になっても生徒会役員が集まることすら難しい日が続きました。やりたいことがいっぱいあったのに、感染防止策を考えると「これならやってもいい」という線引きが難しく、あれこれと企画を考えてもことごとく断念せざるを得ない状況がありました。

そんな中、たどり着いた形がこの日の文化祭です。全校生徒を午前と午後に分け、文化部の発表を2回公演としました。発表の舞台を与えられた各部の代表者たちからは、インタビューで口々に「感謝」という言葉が出てきました。これまで苦楽を共にしてきた仲間との最後の舞台。どの部も精一杯の演技を見せてくれました。

一般の生徒たちは、おそらく模擬店や講堂での行事など通常の学校祭がしたかったでしょうし、体育祭で応援パフォーマンスやリレーもやりたかっただろうと思います。ですが、非常な困難があった中、生徒会の生徒たちおよび先生方は、大変な努力の上にこの文化祭を実現させました。どうかご理解をいただければ、有難く思います。

また、保護者の皆さまの絶大なるご協力があってこそ、この日の文化祭を開催するができました。深く感謝を申し上げます。


学校で健康観察してから会場に移動

椅子には市松模様に座ります

学校長あいさつ

生徒会長あいさつ

今年の司会はこの3人

昨年に続いてのMCは息がぴったりです

中学生によるダンスパフォーマンス

演劇部

演劇部は、「ラブ・コメディー」と言いつつシュールな内容。ある天才が生み出したウイルスのせいで、ソーシャル・ディスタンスを守らないと大変なことに!そのウイルスは「運命の赤い糸」を感知し、それで結ばれた2人が2m以内に近寄ると爆発してしまうのです。何と恐ろしい「リア充」抹殺ウイルス!シンプルな舞台ながら、あまりにタイムリーな設定で、つい引きこまれてしまいました。


離れていたはずの2人が

「ねえ、手つなごうよ」「!」

ダンス部は、男子のダンス、女子のダンス、そして男女そろってのダンス、といずれもキレキレでカッコいい!3年生の最後の舞台にかける思いの強さが伝わってきました。


続きは、その2で!