

いよいよ開催が間近に迫ってきた「福井しあわせ元気国体」。
国内最大のスポーツの祭典、北陸高校からもたくさんの生徒が出場参加します。
50年ぶりに地元で開催される国体にむけた選手の意気込みや、
さまざまなカタチで大会に携わる北陸高生たちの活躍をレポートします!
第2回
開会式を彩る北陸高生たち!
福井国体の開幕を華やかに彩る総合開会式には、
多くの北陸高生たちが様々なかたちで参加します。
8月の末、総勢2,500人が一堂に介した式典総合練習会にて、
参加する生徒たちの意気込みを聞いてきました!
吹奏楽部

北陸高校吹奏楽部120名と、武生商業高校吹奏楽部、福井県警察音楽隊で
構成される楽隊で、式典音楽はすべて生演奏されます。
北陸高校では、1年以上前から国体の準備を開始。
この夏は、コンクールの出場、学校祭、コンサート出演など
いろんな行事がすべて重なるハードスケジュールのなか、
何十曲にもおよぶ式典演奏曲の練習を重ねてきました。

- 部長
竹内 優衣(3年) - 情報処理コース
50年ぶりの国体に高校生として参加できるのは、すごく貴重な経験です。1年前から準備をしてきて、一番大変だったのは冬に演奏を録音した時。何時間もかかってすっごくキツかったです(笑)。でも、県をあげてのサポートが手厚くて、これが国体なんだなあって、気が引き締まる思いです。人数が多くてまとめるのが大変ですが、この国体で部活動引退になるし、部長としてしっかりまとめあげていきたいです。会場がとても広いので、遠くまで音がしっかり届くよう、全力の気持ちを込めて演奏しようと思います。

- 副部長
早瀬 伊織(3年) - 進学コース
コンクールや文化祭で練習時間が限られる中、すべて違う譜面を覚えるのはとても大変なのですが、これだけ大変なのは高校生活でなかなかないことなので、すごく充実しています。国体では、他団体の方々と一緒に演奏できるのが嬉しいですね。武商さんとはコンクールではライバルですが、今は同じチーム。色々な交流が楽しいです。平成最後となる大会で演奏できるのは、とても誇らしいこと。福井の皆さんを勇気づけられるような演奏にしたいし、県外の方には「福井ってすごいんだぞ」というのを演奏で伝えたいです。
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学校も年齢も超えて編成される国体だけのスペシャル楽隊。
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この日の気温は36度。強烈な日差しに負けない力強い演奏!
ダンス部

総合開会式の中で、もっとも活気に溢れるプログラムが5つのシーンで構成される式典演技「アスリートたちへ贈る讃歌」。
北陸高校ダンス部は、県内の大勢のダンスチームとともに福井のしあわせやスポーツの素晴らしさをダンスで表現します。演技最後は、全員一緒にはぴねすダンスを披露。圧巻です!!

- 男子部長
大川 烈弥(3年) - 進学コース
50年に1度の国体に、ダンス部部長としてでる責任感はすごくあります。天皇陛下に見て頂けることも光栄です。本番の衣装を着ると実感が湧いてきますね。楽しみでもあるし、不安もあります。特に今の時期は、文化祭でのダンス部の発表と体育祭の応援団があって、全部が国体と重なっていて練習が大変です。でもこのような機会に参加できることを全力で楽しみたいし、悔いを残さないよう全力を出して行きます。みんなが「おおっ!」となるようなパフォーマンスをやりたいです。

- 女子部長
關 楓奈(3年) - 普通コース
学校内で練習するのと違い、全体練習でこれだけの人数で合わせるのは大変ですが、人数が多ければ多いほど一体感や迫力が凄いですね。このシーン3で高校のチームとして参加するのは私たちだけで、最初は自分たちでいいだろうかって思いました。でも、福井県代表の1人として踊ることができるなんてもうないことなので、自分たちのできることをしっかりやり遂げたいと思います。本番までに家でも自主練して、観客の方に福井県のダンスすごい!って思って頂ければ嬉しいですね。
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「スポーツは熱く美しい」というテーマを元気なダンスで表現。
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ラストのポーズ。決まった!
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本番の衣装を着るのはこの日が初めて。かわいい衣装です!
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各県の選手団を誘導するプラカーダーを務める北陸高生たち
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9.98スタジアムに響き渡る雄大なハーモニー
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はぴりゅうも一緒に踊る式典演技のフィナーレ!
バックナンバー
- 第1回地元国体優勝を目指して!
- 第2回開会式を彩る北陸高生たち!
- 第3回自分を変えた金メダル