学校報恩講
1月24日(金)、学校報恩講を行いました。前半は3年生全クラスと2年生の一部。後半は1年生全クラスと2年生の一部という2部構成で実施しました。
ご法話は、兵庫県西宮市 信行寺住職で、相愛大学非常勤講師の四夷 法顕(しい ほうけん)様から「恩に報いるとはどういうことか」というテーマでお話しいただきました。仏教の大切な考えに「縁起」というものがあります。「縁起」とは「原因」と「結果」という物事の関係性を表すことばです。それは「結果がある所には必ず原因がある」ということを意味します。私たちが今存在しているという結果には、自分を育ててくださった人の存在や、さまざまないのちをいただいているという原因があります。そして「恩」という字は「因」と「心」から成り立っています。私たちの人生を支え、豊かにしてくださっている仏さまの教えを残してくださった親鸞聖人のご恩に対し、感謝し応えていくことが大切なのだとお話しいただきました。