謝恩行事
10月17日(月)、10月の謝恩行事を放送で行いました。
今月のご法話は宗教科の徳尾先生。人と人とのつながり「ご縁」についてお話しいただきました。まず「六次の隔たり」という言葉が紹介されました。アメリカの社会心理学者スタンレー・ミルグラム氏が提唱したもので、自分からスタートし「知り合いの知り合い」といった関係をたどっていくと、5人の仲介者を経て、6人目でつながるという考え方だそうです。世間は思ったよりも狭く、人と人とは案外近いところでつながっていると感じられるというお話をいただきました。また、徳尾先生がかつてお世話になった先生の「君が怠けると世界が滅びる。君が努力すると世界が救われる」という言葉が紹介され、人はどんな人とも決して無関係ではないという「ご縁」のありがたさをお話しいただきました。