北陸diary

「平和への願い」コンサート

7月31日(土)、福井県立音楽堂(ハーモニーホールふくい)において、北陸中学校・高等学校合唱同好会によるコンサート「平和への願い」が行われました。

以前は県内の病院やこども園などでボランティアコンサートを盛んに行っていた合唱同好会ですが、現在の高3生が入学した年からコロナ禍のため、そのような機会が失われたままとなっています。今年は戦争が起こり、悲しくつらい気持ちの方々の心に寄り添い、音楽の力で少しでも元気になっていただこうと、今回のコンサートのテーマに「平和」を選びました。会場には多くの方々にご来場いただき、ウクライナ人道支援のための募金にもたくさんのご協力をいただきました。



会場の外は真夏の青空

ウクライナ人道支援の募金活動

エレクトーン奏者amiruさま(本校卒業生)と共演していただくことができました


部長・越川さんの挨拶

中1・上野山くんのピアノ独奏

チェロ独奏は高3・勝山くん

ピアノ独奏を披露した中1・上野山くんは独唱にもチャレンジしてくれました。曲は「死んだ男の残したものは」。作詞:谷川俊太郎、作曲:武満徹。1965年に「ベトナムの平和を願う市民の集会」のためにつくられたものだそうです。切なくも美しいメロディーに乗せて歌いあげられる戦争の悲惨さは、上野山くんの透き通る歌声で聴く者の心を揺さぶらずにはいられませんでした。


【合唱】
・正解(混声3部)
・RAIN(女声3部)
・なんでもないや(男声3部)
・いのちの歌(混声3部)
・いつでも誰かが(混声3部)
・IN TERRA PAX~地に平和を(混声3部)


「いつも誰かが」では、会場の皆さんも手拍子で一緒に参加してくださいました


卒業生もスタッフとして何人もお手伝いに来てくれました。みんなの平和への願いが世界中に届きますように!