北陸diary

修学旅行1班(3日目)

2021年12月5日、第2学年1班の修学旅行最終日となりました。ハウステンボス園に隣接されているフォレスト・ビラで一夜を過ごし、朝食はホテルヨーロッパでいただきました。
その後、最終日第一の目的地である佐世保の湾に向かいました。港では、現在でも軍港として名高い佐世保をクルーズ船で観光する「軍港クルーズ」を行うことが出来ました。生徒は停泊してある自衛隊のイージス艦や佐世保港の美しい景観をながめたり、ガイドさんによる解説に耳を傾けながら、軍港佐世保の魅力について学ぶ様子が見られました。また、船上では冷たい海風が強く吹いていましたが、それも修学旅行の一つの楽しみとして、よい思い出になったのではないかと思います。


軍港クルーズを楽しんだ後は、最後の目的地である「九十九島水族館海きらら」に向かいました。
長崎の豊かな海の生き物を間近で感じ取れるような展示を見て、海の生物について学びました。
海きららは特にクラゲに注力しており、クラゲのアクアリウムの前では多くの生徒が足を止めて、たゆたうクラゲの様子に癒されている様子が見られました。お土産としてぬいぐるみを購入する生徒が多くみられ、小脇にはぬいぐるみが抱えられていました。
水族館では、昼食として佐世保名物の「佐世保バーガー」を食べました。美しい港の傍で友人らと一緒にハンバーガーを食べ、旅の最後の時間を思い思いに過ごしている様子が見られました。


水族館を後にして、長崎での修学旅行の予定はすべて終了となりました。
ここからはバスや新幹線を乗り継ぎ福井を目指すこととなります。福井へ帰るバスの車内では、旅の疲れからか落ち着いた雰囲気ではありましたが、最後のバスでの時間を楽しみました。それぞれのクラスで修学旅行の思い出を振り返りながら、バスガイドさんや運転手さんと最後の最後まで楽しく交流しました。
博多駅を出発してから、新幹線やサンダーバードでは多くの生徒が疲れて眠っている様子が見られました。週末ということもあり、駅や車内はかなり混雑していましたが、生徒たちは落ち着いた様子であり、大きな混乱もなく、スムーズに移動をすることができました。
最後に福井駅に到着した際には、旅行への名残惜しさもありつつも、無事福井に戻れたことへの安堵の様子も感じられました。


以上を持ちまして、修学旅行1班の全日程が終了となりました。
電車の遅延等のトラブルはありましたが、全体として大きな事故や問題が生じる事がなく終えることができ、非常によい修学旅行になったと思います。
コロナ禍の影響で、そもそも修学旅行ができるかどうかわからないという状況であったこともあり、今回の修学旅行はとても思い出深いものになったのではないかと思います。生徒をはじめ、多くの人の努力と協力の下で実施された今回の修学旅行の経験は、より強く生徒の思い出となったことと思います。3日間をとおして、友人らと共に楽しむ生徒の姿を見ることが出来ました。