北陸diary

修学旅行1班(2日目)

12月4日(土)、高校2年生(1班)の修学旅行は2日目を迎えました。2日目の予定はまず、長崎市内の班別研修からスタートしました。
生徒は数名の班に分かれ、長崎の町を自分たちが考えたコースを、自分たちで考えた方法で巡っていきました。市内には路面電車が通っており、友人と協力工夫しながら、意欲的に市内各地に散らばる観光地を巡る様子が見られました。

生徒は主に、大浦天主堂、グラバー園、出島など長崎市内の定番の観光地を巡りながら、異国情緒あふれる長崎の町並みを楽しんでいました。
また、市内を巡る際には長崎のグルメも楽しむ様子が見られました。特に新地中華街では名物の「角煮まん」をはじめ多くの生徒がご当地グルメをほおばっていました。一部の生徒は軍艦島デジタルミュージアムも訪れ、異国情緒だけではない、長崎の歴史を深く学ぶ様子が見られました。

長崎市内をめぐるなかで、和風・洋風・中華風が混然一体となった長崎の魅力を肌で感じるとともに、その背景にある歴史も学ぶことで深い学びにつながったのではないかと思います。


昼食を食べたのち、長崎平和公園に向かい、千羽鶴の奉納と合掌・礼拝の式典を行いました。
代表の生徒がこの日のために作成された千羽鶴を奉納し、その後全員で合掌し、平和への願いを共に念じました。昨日の平和学習を受け、生徒一人一人が平和への思いを胸に手を合わせる様子が見られました。

式典後はガイドさんの案内のもと、平和公園を観光しました。ガイドさんのお話しを深く聞き入る生徒の姿が拝見できました。
二日間にわたる平和学習でしたが、原子爆弾に関する様々なお話や史料、長崎の町の中にのこる被害の痕跡などを通して、平和に関して深く考えるきっかけになったのではないかと思います。


平和公園をあとにした一行は、2日目の最終目的地であるハウステンボスに向かいました。
浜風が吹き、寒さが一段と厳しくなりましたが、まるでアムステルダムに来たかのような園内の街並みに生徒のテンションの高揚が感じられました。
また、さまざまなアトラクションを楽しんだり、園内で行われていたライブを鑑賞したりと、思い思いの時間を友人と過ごしている様子が見られました。

日が暮れると園内が一斉にライトアップされ、日中のきれいな街並みとは異なったロマンチックな街並みになり、生徒は友人との写真を撮ってもらうなどをしていました。きれいな風景とともに、最高の思い出が作れたのではないかと思います。
まるで海外に来たかのように錯覚させる園内で、最高の夜を過ごしました。残すところは後一日となりましたが、明日も引き続きいい思い出を作っていけたらなと思います。