北陸diary

修学旅行1班(1日目)

12月3日(金)、高校2年生による修学旅行がスタートしました。本年度の修学旅行は学年を3班に分けて行い、本日は1班(F1/F2/F3/F4/F8/S1/S2)の一日目となります。コロナ禍で修学旅行の実施自体が危ぶまれた中、今回の長崎での修学旅行は生徒・教員ともに待ち望んだものでした。
早朝、福井駅に集合し、特急・新幹線・バスを乗り継いで目的地である長崎を目指します。長い道のりでしたが、車内での「おはなしはマスク」の徹底や、教員による消毒の実施など、感染リスクを極力減らそうと努力する様子が見られました。また、生徒はそのような従来とは異なる修学旅行でしたが、お弁当を食べたり、パーキングエリアに立ち寄った際には級友と旅行を楽しむ様子も見られました。


長崎に到着した後、第一の目的地である長崎原爆資料館(及び爆心地公園)に向かい平和学習をおこないました。
ガイドの方から原爆投下に関する説明を聞いたり、資料館内に展示してある史料を観るなどの活動を通して、原子爆弾について学んでいる様子がみられました。爆心地公園の独特な雰囲気や、資料館内の写真や史料などから、教科書上の文言だけでは学べない原子爆弾の悲惨さを感じ取り、平和について考えを深められたのではないかと思います。食い入るように展示を見る生徒の姿が印象的でした。


原爆資料館を出発したら、本日の宿に向かいました。長崎の坂を上った先にあった旅館は、夜景を一望できる最高の立地でした。
ホテルでは皿うどんなど、長崎ならではの趣向が凝らされた豪華な食事が振舞われ、級友とともに夕食を楽しみました。
また大浴場も利用でき、大きなお風呂で長旅の疲れを癒すなどして夜の時間を過ごしました。
ホテルでも感染対策をしたりと従来の修学旅行と異なることはありましたが、楽しい夜の時間を過ごせたのではないかなと思います。

一日目は、移動が多かったですが、その中でも十分に楽しむ生徒の姿が印象的でした。また大きなトラブルもなく一日目が終えることができました。
明日も旅行は続きますが、明日に期待を膨らませることができる一日目だったのではないかと思います。