財務省「日本村の予算を作ろう!」出前講座②(2年特進文系)
12月11日(火)、財務省出前講座②として、グループ学習の形で高校生が自分たちで「日本村の予算を作ろう!」という取り組みを行いました。先月14日(木)には、財務省出前講座①として本校の卒業生でもある小林慎太郎氏(財務省北陸財務局)を講師にお招きし、「これからの日本のために財政を考える」という講演をお聞きしました。本日講師を務めて下さった高溝直樹氏(財務省北陸財務局)もなんと本校卒業生!北陸高校OBの皆さんがこうして我が国の財政の一端を担っているのは、現役生たちにとっても誇らしいことですね。さてさて、未来の日本を背負う高校生たちはどんな予算案を立てるのでしょうか。
写真のグループ3が歳出面で「大幅に減らす」ことにしたのは「年金」。「少し減らす」は「社会保障」と「防衛」。逆に「大幅に増やす」は「科学技術」で「少し増やす」は「医療」と「地方交付金」でした。一方、歳入面で「大幅に増やす」ことにしたのは「法人税」。「少し増やす」は「消費税」。「少し減らす」は「所得税」でした。
高校生らしい意見だなと思う反面、現実の予算はこれとはかなり異なる観点で編成されているようにも思います。「世代間ギャップ」という言葉で安易に片づけていいのでしょうか。
今日は財務省のみなさんに多数お出でいただきましたが、次回は議員さんたちにもおいでいただき、議論の輪に加わっていただくと、さらに多面的な見方ができるような気もしますね。財務省の皆さん、本日は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。