北陸diary

謝恩行事

11月17日(土)、本校講堂において謝恩行事を行いました。本来なら親鸞聖人のご命日の16日に合わせて毎月行っている行事ですが、今月は教育振興会主催の宗教教育講演会に合わせて、1日遅れの開催となりました。

今日お迎えしたご講師は、鯖江市からお越しいただいた福井教区邦中組正覚寺住職・里見淳英師です。

私たちも日々悩みを抱えながら、時には腹の立つこともありながら、暮らしています。親鸞さまは鎌倉時代の人ですが、私たち以上に深い悩みを抱えて、日々を送っていらっしゃったのではないでしょうか。貴族の世の中から武士の時代となり、源氏と争った平家は滅びました。大雨や日照りで凶作が続き、多くの人々が斃れていきました。これらの出来事を親鸞さまは京都の地でご覧になられたことでしょう。今日のご法話では、親鸞さまが何歳の時にそれらの事柄が起こったのかを一つひとつご紹介いただいたので、その時々にどのようにお考えになり、悩まれたことか、想像しながらご聴聞することができました。