強くあれ
〜もっと強い自分へ。挑み続ける北陸のstrongerたち。〜
vol.63みんなで切磋琢磨し、
全国の大舞台へ。

普通科普通コース3年

辻 陸仁

普通科普通コース3年

辻 陸仁

PROFILE
進明中学校出身。サッカー部副主将。学業と部活動に邁進し、文武両道を体現している。2年次からレギュラーメンバーとして活躍し、顧問からも厚い信頼を得る。8年ぶりの全国高校サッカー選手権出場を目指す。

—北陸高校サッカー部に入るまでの経緯を教えてください。
中学生の時に、北陸高校との練習試合に出場する機会があったのがきっかけです。そこで北陸高校の先輩方から指導を受けたり、指導者の方とお話をしたりして、参加した同じ中学サッカー部のチームメイト6、7人とみんなで「北陸高校に行こう!」と決め、サッカー部に入りました。

—北陸高校のサッカー部について教えてください。
みんなで切磋琢磨し合える環境があり、先輩後輩関係なく、ピッチに入ったら積極的にプレーできます。練習中は厳しくても、終わったらけっこうラフだったり、メリハリがしっかりついていて、監督との関係もとてもいい感じです。

—2年次よりレギュラーメンバーとして活躍されているそうですね。
自分がチームを引っ張って、勝利に貢献する得点に関われるよう頑張っています。北陸高校では中学生のときやらなかったポジションを指導してもらえるなど、自分に合ったいろんな選択肢ができて視野も広がりました。

—サッカー部副主将として心がけていることはありますか。
部員数が約70人と多く、チーム全体をまとめあげるのは大変ですが、中学サッカー部から一緒にいる3年生のメンバーたちと力を合わせて取り組んでいます。できる人たちがちゃんと言っていかないとチームは良くならないと思うので、練習が始まる前や終わった後は、「どんなことを意識するか」、「どんなことを意識したか」など、積極的に発言していくようにしています。

—後輩の指導では、どんなことを心がけていますか。
部員数が多くても1人ひとりと話をして、礼儀やプライベートの面なども伸ばしていけるよう努力してます。今までは自分が先輩に教えてもらう側だったんですが、自分が最高学年になり後輩に指導する難しさが改めてわかりました。

—チームを良くするために取り組んでいることを教えてください。
北陸高校のサッカー部は、技術だけでなく、挨拶などの礼儀や生活面など、人として成長できる場でもあります。以前チームとして忘れ物が多かった時期には、自分が最後まで練習場に残ってチェックし、もし忘れ物が2、3回続いたら厳しく注意して忘れ物をなくすようにしました。

—副主将を務めていると大変なこともあるのではないですか。
チームが良くない雰囲気のときは自分の責任かなって感じることはあるんですけど、そういうときはひとりで抱え込まず、同じ3年生のメンバーなど周りに相談するよう意識しています。

—これからの大会の目標を教えてください。
目標は、全国高校サッカー選手権に出場し、先輩方が行けなかった全国の大舞台に立つことです。先輩方が越えられなかった壁をひとつでも越えていけるよう、練習では常に本番の試合を意識しながら取り組んでいます。

—サッカー部での体験を通して成長を感じるところはありますか。
サッカーだけじゃなく、人としての礼儀や生活面での成長を改めて感じています。最初はちょっとそういうのに抵抗があったんですが、北陸高校サッカー部で先輩後輩との関係を育てる中で、周りから信頼される存在になれたのかなって思っています。

—勉強と部活動の両立は、どのように取り組んでいますか。
勉強とサッカーでメリハリをしっかりつけるようにしています。部活の後に、サッカー部の3年生何人かで集まって一緒に勉強をすることもあります。クラスの同級生とは休み時間などの空いている時間に課題をしたり、わからないところを聞いたりするなど、積極的に教え合って成績が向上できるよう頑張っています。

—クラスの友達との交流を教えてください。
スポーツ系の部活動に入っている生徒が多いので、お互いの練習内容やこれからのスケジュールを聞いて、それぞれの大変さを共有しあうことがけっこうあります。

—忙しい日々だと思いますが、息抜きはどうしていますか。
息抜きは100%練習終わりのチームメイトとのごはんです(笑)。練習終わりに、よくごはんを食べに行っています。

—あなたが感じる北陸高校の魅力を教えてください。
結果を残しながら、勉強と部活動を両立できるところです。生徒数が多く、校舎が広くてきれいというのもあるんですけど、勉強においては学校でしっかり学ぶことができるし、部活動ではすごく良い環境があります。

—将来の夢や、これからの目標を教えてください。
具体的なものはまだないのですが、将来は経済の分野で人の役に立てる仕事をしたいと思ってます。龍谷大学に進学したくて、そこで将来やりたいことに向かって学べるよう努力したいです。

—これから入学を考えている未来の後輩にメッセージをお願いします。
高校生活は長いようで短く、あっという間に終わってしまいます。1日1日の大切さを実感し、勉強や部活動を高めながら、礼儀や人としての成長につながるものを築いていけるといいなと思います。

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