北陸diary

2018GCP(5日目)

第5日目(研修4日目)のテーマはいかにしてGrowth Mindset(成長思考、やるからこそできるようになるという考え方)を身につけるか。

まずはスティーブ・ジョブズやJ.K.ローリング、マイケル・ジョーダンが紹介されました。彼らは生まれつき才能があったのか、それとも努力の結果その才能を獲得したのか。実際彼らは人生において何度も失敗しているのだという導入から、失敗したからこそ再度挑戦するのであり、そのことが次のモチベーションにつながるのだという展開は、生徒にきわめて重要な「気付き」を与えてくれたと思います。

脳は新しい環境において成長していくという紹介と合わせて、「成長するためには新しいことに取り組まなければならない。成長するためには自分自身をチャレンジさせなければならない。」というメッセージはまさにTrying > Being correctということ。Growth Mindsetという発想とGrowth Mindsetを身につけることがいかに重要であるか、なんとなくわかったでしょうか?


研修後半ではボストンにあるNewbury Streetでビジネスを展開するのなら何をする?というテーマでグループワークを行いました。業種、客層、メニューや商品単価、競合相手、従業員の人数、収益見込等々を踏まえた各グループの企画書をプレゼンし、銀行員に扮したAngus, Sufia & Tylerの3人が審査します。3人が納得すれば開業に向けての融資OKということでしたが、文系理系や興味関心のジャンルを超えた想像力とイメージを具体的に説得力のある意見としてまとめプレゼンするこの課題は、なかなかに難しかったと思います。

午後はハーバード大学へ。現役ハーバード生のChristopher(クリストファー)が案内してくれました。社会学と化学を専攻しているとの自己紹介を聞いて、フェローシップでは専攻を2つ持つダブルメジャーや大学入試制度の違いについて質問が出ていました。


ハーバード大学のキャンパスは緑がいっぱい。歩いているだけでも気持ちがいいです。


毎年恒例、創立者ジョン・ハーバードの銅像前で

ハーバード大学正門

実際は正門裏側からの撮影だったのですが、ハーバード大学の学生がこの門から学外に出ると卒業できないという言い伝えがあるらしく、クリストファーは決して正門表側に出ようとしませんでした(笑)。


ワイドナー記念図書館前

青空と緑と星条旗。ハーバードの空気が伝わるでしょうか。