北陸diary

修学旅行1班1日目

修学旅行1班(普通科4~6、8~9、12~14組)が無事出発しました。出発時の福井は晴天だったものの、那覇は雨のため飛行機は30分遅れで到着。いつもなら飛行機を降りた瞬間から感じる南国の熱気が、今回はまったくありませんでした。最初の訪問地である平和祈念公園に着く頃から雨は本降りに。まずは平和祈念堂で平和講和を聴き、その後平和祈念資料館見学。ここまでは屋内ですが、平和の礎および福井の塔の慰霊は公園内を歩くので、生徒たちは全身びしょ濡れになってしまいました。それでも、そこは高校生!ホテルに入って着替えたら、夕食時には元気な顔を見せてくれ安心しました。今のところは体調不良者もなく、全員元気に1日目の行程を終了です。明日は、首里城・旧海軍司令部壕見学の後、午後から生徒たち待望のマリン体験です。


福井は晴天

西別院で出発式

理事長、校長、学年主任より訓示

飛行機はドキドキ

平和講和のご講師は、中村功さま(撃沈された対馬丸と同じ船団で集団疎開を経験。沖縄戦で父を失う)。ご自身の経験から、戦争は軍隊や兵隊だけがするものではなく、真っ先に犠牲になるのは小さい子供たちであること。沖縄戦に参加したのは、北海道から九州までの全国から徴兵された人たちであったこと。心ならずも戦地に斃れた人たちが、認識票すら金属片として回収されたため、その遺骨が家族に返されることもなく、今も多くこの島に遺されていることなどをお話しされました。生徒代表の福島さん(普通科12組)は、「これまで間接的に戦争について学んだことはありましたが、初めて直接こうしてお話を伺うことができ、今の私たちの平和はあの戦争の反省の上に立っているということを知りました)とお礼のことばを述べ、花束を贈呈しました。


重い体験が綴られています。

足元には不発弾の展示

雨中の平和祈念公園

生徒代表献花

福井の塔前で合掌

雨中でも元気!

さあ、食べるぞ!

仲良し男子

バスガイドさんによるライブ

沖縄はやっぱりカチャーシー!