強くあれ
〜もっと強い自分へ。挑み続ける北陸のstrongerたち。〜
vol.49部活と資格が、受験に生きて。
将来は人を支える公認会計士に。

商業科
情報処理コース3年

北田 乃愛

商業科
情報処理コース3年

北田 乃愛

PROFILE
南条中学校出身。吹奏楽部で、福井県吹奏楽コンクール金賞・県代表、北陸吹奏楽コンクール銀賞を受賞。在学中に取得可能な検定9種のうち、8種で1級を取得する。成績優秀者としてたびたび表彰され、名古屋市立大学経済学部に学校推薦型選抜で合格した。

—名古屋市立大学経済学部への進学理由を教えてください。
都会の方に行きたくて、いろんな候補の中で親戚が多くいる愛知県に絞りました。将来は公認会計士になりたいので、会計に特化している知名度の高い国公立大として、名古屋市立大学を選びました。

—いつ頃から公認会計士を目指そうと思われたのですか。
高校1年生の終わり頃からです。小さい頃に亡くなった祖父が税理士で、私も経済に関するところへいけたらと思い、公認会計士を目指すようになりました。北陸高校に入ったのは中学から始めた吹奏楽を続けたかったからなんですけど、商業科情報処理コースを選んだのは税理士だった祖父への思いもありました。

—学校推薦型選抜試験に対し、どのような対策を立てられましたか。
志望理由を書く時、私の強みは何かと考えたら「検定しかない」と思い、検定や資格取得の量で勝負しようと、その努力の過程をひたすら伝えました。それから、全商の簿記検定と、情報処理検定のビジネス情報とプログラミングのすべてで1級を取ると資格加点になると知りました。簿記1級とビジネス情報1級はすでに取っていたので、プログラミングの1級も取って加点につなげようと頑張りました。

—高校3年間で取得可能な9種の検定の内、8種で1級を取得されたそうですね。
1級取得は、ビジネス計算実務検定の電卓と珠算、ビジネス文書実務検定、情報処理検定のビジネス情報とプログラミング、簿記実務検定、商業経済検定、財務諸表分析検定の、全部で8種です。全商の英語検定1級だけ、大学受験後の気が抜けた時期に試験があって、点数がちょっと足りなくて取れなかったので悔しかったです。

—検定試験対策では、先生に質問されることも多かったですか。
資格を取る人が多い時は、学校側で全体的な対策をしてくれることがあります。でも、私しかその試験を受けない場合は、先生に聞きに行き個人指導してもらいました。検定ごとに違う先生に聞きに行ったんですけど、先生たちは「頑張って!」とか「いけるんじゃない!」ってみんな応援してくれました。

—特に苦労した検定があれば教えてください。
情報処理は、ビジネス情報もプログラミングも大変でした。2年生の時に取ったビジネス情報は、2級取得から1級試験まで3〜4カ月位しかない上に、検定前にコロナ禍で学校が休みになったんです。もう不安しかなくて、本当に辛かったです。プログラミングの方も、初めての分野だったので大変でした。ただ、私は初めてやることや自分の知識になることが楽しいって思うタイプなので、全部楽しかったです。

—学校推薦型選抜試験の勉強は、どうでしたか。
小論文と面接があり、小論文の勉強が大変でした。試験に小論文が入ったのが今年からで、過去問がなかったんです。他の経済系の大学の過去問を使って書いてみて、先生に添削してもらってを繰り返しました。面接は、ちょっと笑い声が起こる瞬間があって、私は緊張していたので「あ、やばい。笑われた。どうしよう」と思ったんだけど、まわりからは「場がほぐれて良かったね」と言われました。

—大学受験で、北陸高校の学びが活きたところを教えてください。
資格と部活です。資格は、計画的に勉強を進める力がついたので、受験に向けても計画的に学びを進めることができました。部活では、忍耐力がついたと思います。それと、面接の場で和んだ瞬間って、吹奏楽部の話をした時だったんです。それで、部活をやっていて良かったなって思いました(笑)。

—吹奏楽部の雰囲気と、取り組んできたことを教えてください。
私たちの代はみんな仲がいいです。私はトランペットで、パート練習を仕切るパートトレーナーをしていたので、後輩から軽くみられても進められないし、かといって厳しすぎても「怖い」「やめたい」ってなるから、その中間をいつも考えていました。曲や基礎練習は厳しくいかないといけないのでちゃんと指導していたけど、休憩時間などは仲よくしゃべったり、自分から後輩に話しかけたりしていました。

—吹奏楽部の活動を振り返っていかがですか。
入学当初はちょうどコロナ禍真っ最中で、6月頃まで休校でした。授業や部活が始まってからもパート練習が中心で、全体合奏は一度もありませんでした。中学からトランペットを吹いているんですけど、中学の吹奏楽部を引退してからは吹いていなくて、最初はみんなについていけるか不安でした。すぐに楽譜を読めるタイプではないので、家に帰って楽譜を読んだりして、必死でついていくのが辛い時期もありました。

—3年次の福井県吹奏楽コンクールでは金賞・県代表に選ばれましたね。
実は、私にとって高校で初めてのコンクールだったんです。2年生の時は病気で入院して楽器を吹くのがちょっと怖い時期があり、オーディションに落ちてしまいました。それが悔しくて、3年生では絶対オーディションを通りたいって思って、必死でやりました。コンクールの前は学年ごとにみんなで話し合う時間を設けて、目指すところがひとつになったから、後はそこに向かって進むだけ!という感じでした。県大会はめっちゃ楽しくて、全体的にも一番いい感じで演奏できて最高でした。

—吹奏楽部、勉強、検定取得の両立で大変だった時はどうされていましたか。
家で泣きます(苦笑)。「無理無理、本当にこれできん!」って、とにかく全部言葉に出します。私は言霊を信じているので、不安とか無理とかできないって気持ちをブワーッて声にして出しきってから、「いや、でも、できる!」「大丈夫!大丈夫!」「よしいける!」って気持ちを切り替えていました。友達や先生の前でも「絶対無理!」って全部出してから、「いや、できる!できる!」って思うようにしてきました。

—クラスメイトとの交流について教えてください。
3年間クラス替えがなく、自慢できるくらいメチャクチャみんな仲がいいです。男子も女子も仲よくて、最近は卒業が近くなってきたので、休み時間も女子で大きな円をつくって、遊んだり、話したり。コロナ禍でできなかったことが多く、体育で校庭に行ったこともなかったので、この前、初めて仲のいい女子たちで校庭に行って、鬼ごっこして、コケて、笑って、みたいな。すごく楽しいです。

—3年間を振り返って、あなたが感じた北陸高校の魅力を教えてください。
人数が多い高校なので、いろいろな人と関わることができます。先生方もいい人ばかりなので、わからないところを質問すると、すごく熱心に指導してくれて、応援もしてくれるので頑張れます。3年間を過ごして、やりたいことに突き進める高校だなと思いました。

—これから大学でやりたいことについて教えてください。
まずは日商簿記を取って、会計士の勉強も少しずつ始めて、公認会計士の資格を取得したいです。在学中にダブルスクールで専門学校にも通うのはきついかなと思うけど、取れたらいいなと思っています。それから、管弦楽のサークルにも入ってみたい。あとは東京も大阪も近いので、いろんなところに行きたいですね。

—将来はどんな大人になりたいですか。
会計士として活躍したいし、誰かを助けられる人になりたいです。自分のためというよりは、誰かのためになれるような人になりたい。会計士として会社の後押しをできるようになりたいのですが、いろんな人と関わり話すことが好きなので、外国語を学んで言葉の壁を超えて、コミュニケーションできる人になっていきたいです。

—未来の後輩たちにアドバイスをお願いします。
私は自分がやりたいと思ったことは、絶対にやろうと決めています。やりたいことがあったら、そっちに進まないと後から後悔すると思う。もし迷っている人がいたら、自分がやりたいと思った方に進んでいくべきだと思います。

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