強くあれ
〜もっと強い自分へ。挑み続ける北陸のstrongerたち。〜
vol.46高校生模擬裁判2年連続参加。
将来は人の役に立つ弁護士に。

普通科特別進学コース
スーパー特進クラス3年

千知岩 弘佑

普通科特別進学コース
スーパー特進クラス3年

千知岩 弘佑

PROFILE
大東中学校出身。クイズ同好会、合唱同好会所属。昨年、日本弁護士連合会主催「高校生模擬裁判選手権(※1)」にチーム唯一の2年生として参加し、全国大会初出場での金賞受賞に貢献。今年の「高校生模擬裁判選手権」にはリーダーとして参加した。

※1:高校生模擬裁判選手権とは、ひとつの刑事事件を題材に高校生自身が「検察官」「弁護人」になって争点を見つけ出し主張と証拠を整理し、証人尋問・被告人質問・論告弁論を準備した上で、本番で実際の訴訟活動を行う「実演型模擬裁判」の選手権。

—2年生の時に「高校生模擬裁判選手権」に参加された経緯を教えてください。
小学生のときからずっと法律関係の仕事に就きたいと思っていて、高校1年生の終わり頃に知り合いの法律家の方から「高校生模擬裁判選手権に出てみないか」と声をかけられ、北陸高校のチームとして参加しました。メンバーは1学年上の先輩方ばかりで、2年生は僕ひとりだったのでビックリしましたね。

—昨年は全国大会初出場で、金賞を受賞されましたね。
金賞がとれたときは、すごくうれしかったです。正直なことを言うと、自分たちのチームは他校より頭ひとつ抜けて良かったと思っていて、模擬裁判中に「絶対、金賞をとった」と感じていました。総評の後、「北陸高校、ゴールド、金賞です」って言われたときは、「オーッ!」てみんな思わず立ち上がりました。

—今年、2年連続で参加されて、何か違いを感じることはありましたか。
昨年のチームは自分も含めみんな法律をよく知っていたり、法律関係の仕事を目指していたりする方ばかりでした。でも、今年は将来的に法律関係の仕事を志望しているのは僕だけで、去年とは違う大変さがありました。それと、昨年は県の上位2校が全国大会に出場できたんですが、今年は上位1校しか出場できないこともあり、そうとう厳しかったです。

—リーダーとして、経験者として、どうチームをまとめていかれたましたか。
チームマネジメントじゃないんですけど、周りをよく見ることを意識しました。みんなに検察側・弁護側のどちらをやるか話を聞き、どちらのチームにも前回の経験を活かして「しゃべり方はこうした方がいい」などアドバイスをしました。昨年は先輩のサポートをする感じで、資料も手元にきた文章を読むくらいでしたが、今年は最後の主張や質問も任せてもらう感じで進めていきました。

—今年のチームで取り組む中で、感じたことを教えてください。
昨年のように法律関係に詳しいメンバーではないので、みんなの話を聞いて「こういう言い回しはよくないな」とか「これは絶対言った方がいいな」と思う一方、自分はどうしても法律よりな思考になってしまうので、普通の感性の発見というか「こういう事は考えたことなかったな」という気づきがいろいろとありました。

—そもそも法曹関係の仕事に就こうと思ったきっかけを教えてください。
小学校低学年の頃は、将来の仕事っていっても何が何だかわからないから「宇宙飛行士になりたい」とか言ってたんですよ。そこから現実が見えてきて「管理栄養士になりたい」って言ったり。それから「弁護士になりたい」と思ったときに、ちょっと人生設計を考え始めたっていうか。ちょうど知り合いが弁護士をされていたので、小学生のとき子供裁判とかに参加させてもらい、改めて「自分がなりたいと思えるものはなんだろう」と考えたとき、「法律関係の仕事だな」となりました。

—2年連続で参加して、自身の成長を感じたところはありますか。
模擬裁判ではあらかじめ相手がどう言うかを考えて質問を用意しておくんですけど、去年は考えていたことが出なかったら次に進めてしまったりしていました。でも、今年は同じことが起こったときは言い方や進め方を変えてみたりして、そういうことを冷静にできるようになったのは大きいと思います。

—他にも、クイズ同好会や合唱同好会に所属し、多彩な活動をされていますね。
クイズ同好会では、3年間「全国高校生クイズ」に参加しました。今年は県で3位に入ったんですが、あと一歩で二次予選には進めませんでした。合唱同好会は音楽の先生に誘われて入ったんですけど、文化祭や介護施設などで歌ったりしています。

—いろんな活動に取り組み多忙だと思うのですが、勉強との両立はどうしていますか。
北陸高校はイマージョンなどの英語や数学、国語の主要3教科に力を入れていて、コマ数が多く、先生も多いので助かっています。勉強はマルチタスクでする方なので、カフェで人の動きを感じながらひとりで勉強しています。普段は宿題だけになりがちですけど、暇があれば英語や数学の苦手な分野などを重点的に勉強しています。

—北陸高校ならではの学びの特徴や魅力を教えてください。
先生が多いので、自分に合う先生が見つかるイメージがあります。人によっては厳しいことを言われて「なにくそ」でやるタイプもいるし、友達みたいに気軽な感じの方がいいというタイプがいますよね。僕は後者の方が楽なタイプで、そういう意味で先生が多いメリットというのはありますね。

—クラスはどんな雰囲気ですか。友達や先生との交流はどうですか。
クラスは2年間一緒というのもあると思うんですが、男子も女子も仲がいいです。最近はコロナ禍でみんなで集まりにくいんですが、僕はひとりで動くタイプなので、それが苦とは思わないですね。大勢で遊ぶのは楽しいけど、そのぶん統率とかを考えるのは大変なんで、少人数での集まりがいいですね。

—法律関係に進むにあたって、進学先や将来の目標はもう決めていますか。
国公立大学の法学部に進学したいと思っています。将来的には、弁護士か検察かで迷っていて、検察は収入は安定してるけど転勤があって大変だし、弁護士は依頼をとってこないといけないとか、どちらもメリットとデメリットがあるんです。今は、弁護士になる方が、知り合いもいてある程度人脈があるのと、友達が困ったときに力になれたり、周りの人の役に立てたりしていいのかなって思っています。

—「高校生模擬裁判選手権」や同好会など、多彩な活動を経験して得たことは何ですか。
知見が広がったことですね。常に自信はないんですけど、「やらざるを得ないってなったときは頑張れる」っていうのはあると思います。小学生のときからずっと公民館の劇やキャンプなどに参加し、高校でもいろんな活動をやってきて、今までの経験が生きているなという感じです。

—高校生活を振り返って、自分が成長したと感じるところはありますか。
口がまわるようになったと思います(笑)。ボキャブラリーというよりも、思考をあまり介さなくてもノータイムで話せるようになったっていうか。今までだと「間違えちゃダメだ」っていうのがあって、あらかじめきちんと文章を全部作って、覚えて、話すっていう感じだったんですけど、今はしゃべりながら考えていることを話せるようになったなと思います。

—これから入学を考えている未来の後輩にメッセージをお願いします。
チャンスの神様は前髪しかないっていうので、「やりますか、やりませんか」ってなったときに「やること」が大事です。やれば案外おもしろいとか、逆にこれは合わないなとかわかってくるし、やったことは絶対自分の糧になるので、なんでも参加してみるのは大切かなと思います。ただ、経験的にやりすぎには気をつけたほうがいいので(苦笑)、適度にやりたいことを見極めつつ、やりたいことはどんどんやってみるのがいいと思います。

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