いよいよ開催が間近に迫ってきた「福井しあわせ元気国体」。
国内最大のスポーツの祭典、北陸高校からもたくさんの生徒が出場参加します。
50年ぶりに地元で開催される国体にむけた選手の意気込みや、
さまざまなカタチで大会に携わる北陸高生たちの活躍をレポートします!

第1回 
地元国体優勝を目指して!

男子バスケットボール部と、男子ハンドボール部。
全国大会で常に上位入賞を誇るこの2チームが
福井国体で目指すのは、もちろん優勝ただひとつ。
国体直前の練習風景と、その意気込みを聞いてきました!

男子バスケットボール

男子バスケットボール

夏休み真っ最中の北陸トレーニングセンターアリーナコート。
夏のインターハイ、秋の天皇杯、国体と大きな大会を控えた選手たちにとっては
この時期は最終調整に集中できる絶好の期間。
この日は、大阪の高校からバスケ部が練習試合に訪れており、
本番さながらの白熱した試合が繰り広げられていました。

キャプテン 高島 紳司(3年)
ポジション/フォワード

今の時期は、本番を想定したゲームを中心に、セットプレーの確認を重点的に行っています。チームの状態もよく、いい感じに仕上がっていると思います(笑)。
北陸高校バスケットボール部は、ずっと一緒に練習してきた仲間なので学年を超えて仲が良く、チームワークの良さが強み。キャプテンとしての自分の強みは、ブレないところ。いくぞと思ったら、ブレずに強引にでも得点にもっていきます。国体では、1試合平均20点はとっていきたいですね。
福井国体は地元開催ということもあり、いつも以上にプレッシャーが大きいけれど、ホームで試合をできる喜びも大きいです。地元のたくさんの方に観てもらいたいです。

地元の方へメッセージ
観に来てくれた人が感動するような試合をして、
優勝に近づくよう全力でがんばります!!

監督 久井 茂稔

創部51年の戦歴のなかで、全国高校総体とウィンターカップ合わせて5回の日本一を経験してきましたが、国体での優勝だけが未だ手にしていない頂点。50年ぶりの地元開催である福井国体で、頂点めざして頑張ります。このチームの強みは、激しいディフェンスからのブレイク。国体までに、全国総体での反省点の修正とバックアップメンバーの底上げを図り、県民の皆さまの期待に応える様、チーム一丸となって頑張ります。

地元の方へメッセージ
地元の皆さまの応援を追い風に、勢いで戦います。応援、よろしくお願いいたします!!

男子ハンドボール部

男子ハンドボール部

JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)のハンドボール競技強化センターに
指定される北陸トレーニングセンターで、日々練習に励むハンドボール部の選手たち。
7月に行われた全国高校総合体育大会(インターハイ)では惜しくも3位となり、
いよいよ福井国体での優勝に向けた課題の修正に取り組んでいます。
遠征から帰ったばかりという選手たちに、福井国体への意気込みを聞きました。

キャプテン 前田 紗良(3年)
ポジション/センター

小学5年生から、北電ジュニア クラブチームでハンドボールをやっています。ポジションはセンターで、司令塔として、展開にあわせてサインを出したり、パスまわしをしたりして、シュートを決められるようゲームをつくっています。キャプテンとしても積極的に声を出して、チームのみんなを引っ張っています。今は、大会に向けて県外へ遠征し、練習試合をすることが多いですね。北陸高校ハンドボール部の強みは、ディフェンスをしっかりして、そこから早い展開に移り、速攻で点を取るところです。ケガをした選手も復帰してだんだん仕上がってきたので、福井国体にはベストのメンバーで挑めるかなと思います。

地元の方へメッセージ
福井県代表として、優勝できるよう
頑張りますので、よろしくお願いします!!
治田 大成(3年)
ポジション/右45

点を取るのが、僕の役割です。やっぱりチームプレイが大切なので、後輩が遠慮しないよう普段から気軽に声をかけるなど、リラックスできるようにしています。愛知県出身なんですが、北陸高校のハンドボール部は本当にすごいので、「どの高校よりも、ここに行きたい!」という思いで進学しました。実際、トレーニングセンターの設備なども素晴らしいし、下宿生活は1年生のときは大変だったけど(苦笑)、今はすごく楽しくて、ハンドボールに集中できる良い環境だなと思います。福井国体は、地元の方からすごく期待されていると思うので、チームプレイを意識して、全員で勝ちにいこうと思っています。

地元の方へメッセージ
地元開催で、期待が高まっていると思います。
絶対優勝するので、応援に来てほしいです!

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