北陸diary

先生も勉強してます!

12月3日(月)に始まった期末考査も4日目が終わりました。自習室でも校務センターでも多くの生徒たちが一生懸命勉強し、先生方に質問している姿があちらこちらに見られます。

生徒たちの目には触れないかも知れませんが、実は先生たちも勉強しています!

12月6日(木)は、若手からベテランまで20数名の教員が大会議室に集まり、自主勉強会「生徒指導・授業改善プロジェクト」に参加しました。このプロジェクトは、現職教諭として勤務しながら福井大学教職大学院で学ぶ本校教員のリーダーシップの下、今年度3回目の開催となりました。今回は「生徒の資質・能力を引き出し、可能性を広げる指導」と題して、体育科の吉田良一先生(陸上部顧問)と上瀬舞先生(陸上部顧問) に日頃意識して指導している事柄をご披露いただきました。


吉田先生は、ご自身が選手として五輪に出場されるなど素晴らしいご経歴をお持ちですが、指導者としては今でも常に新しい指導法を模索していらっしゃるそうです。種目によって、男女の性別の違い、持って生まれた素質がある選手とそうでなくても黙々と努力を続けている生徒など、多様な生徒に多様な視点を持って、日々指導されていることなどを、一緒に指導されている上瀬先生の目からも事細かに教えていただくことができました。

この後は、「生徒が自己肯定感を持てるような支援とは」というテーマに基づいて、各先生が取り組んでいらっしゃること、悩んでいること、考えていることをフリートークしながら、互いの経験を共有していきました。


『我々は学ぶことをやめたときに、 教えることをやめなければならない』ロジェ・ルメール
『人間は学び続けなければならない。学ぶことをやめたら、人間でなくなる。』安岡正篤

吉田先生は、「『先生の言う事を聞いていれば陸上の成績が上がる』という生徒がいるが、それは違うと思う。自分は「神」でも何でもない。生徒と同じ一人の人間として向き合いたいと常に考えている」とおっしゃいました。

教員も日々勉強です。生徒の皆さんは、もちろん勉強ですよ!お互いにがんばろう!Be Strong!