北陸diary

障スポ・福井しあわせ元気大会2018開幕!

10月13日(土)、第18回全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)が開幕しました!

国体の開会式とは打って変わって、澄み渡った秋晴れの青空が広がる9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)に皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、開会式が行われました。

選手入場を待つフィールドには、国体の時に無かった丸椅子が並べられていました。障スポの選手に合わせた配慮ですね。これを並べたのは、本校進学コース1年男子を含む県内の高校生たち。国体も含めて、大会を運営する様々な場面で本校生徒がボランティアとして大活躍しています。ありがとう!

歓迎県民イベントでは、和太鼓部が他の県内団体と共に、大迫力の演奏を聞かせてくれました。また、「アスリートたちへ贈る賛歌」と題した式典演技では、ダンス部が他の県内団体と共に、元気なダンスを見せてくれました。

忘れてはならないのは、吹奏楽部。武生商業高校、県警音楽隊と共に、式典音楽隊としてすべての場面の音楽を生演奏で盛り上げました。

国体も盛り上がりましたが、障スポも同じくらいの熱気と盛り上がりを見せてくれることでしょう。


プラカーダーは時折振り返って、車椅子を含む選手団を気遣います。国体の時には見られなかった光景ですね。


福井県選手団入場!会場が沸きます

整列は椅子に座って

炬火が点火されました!

選手の前でダンスを披露!


「はぴりゅう広場」では仮面女子というアイドルグループのライブが行われていました。「めがねのまちさばえ大使」として福井でも活動してきた彼女たちですが、メンバーの猪狩ともかさんが今年4月に不慮の事故で車椅子生活に。それでも活動を続けることで、ハンディキャップのある人の希望になりたいとのことです。

国体と障スポの融合を掲げているこの福井大会。健常者と障害者の間に差はあるようで、「ない」と言えば言い過ぎでしょうが、配慮をすれば共に笑顔で暮らせる社会にはできるはずです。

障スポには、競技の選手としても本校生徒が参加しています。がんばれ、チーム福井!