もっと強い自分へ。挑み続ける北陸のstrongerたち。
vol.09 地元で開催される来年の国体は、
必ず優勝したい。

普通科特別進学コース
運動特進クラス1年

谷口 尊

普通科特別進学コース
運動特進クラス1年

谷口 尊

—ハンドボールを始めたきっかけを教えてください。
兄と姉がハンドボールやっていたのが、きっかけです。僕が小学校1年生のときに、兄が小学校6年生で全国大会で優勝したんです。それに憧れて、小学校2年生のときから兄と同じスポーツ少年団に入り、ハンドボールを始めました。

—北陸高校に進学したのも、お兄さんの影響ですか?
はい。兄が北陸に入り、「厳しいけど楽しい」とか「勉強は大変だよ」とか、北陸のハンドボール部の練習のことや学校生活の話をいつも聞いていました。入学の決め手になったのは、やっぱりハンドボール部が強いところです。

—ハンドボールのポジションを教えてください。
昔から左45度で、攻撃ではエースポジションです。

—今年は、U-16日本代表にも選ばれたそうですね。
はい。9月に集まって、韓国代表と試合をしました。レベルや体格が日本と全然違いましたが、韓国で試合をしたときは2点差、日本で試合をしたときは1点差で負けました。悔しかったけど、「あともう一歩」という感じもあり、自信にもなりました。

—U-16日本代表を経験して得たことはありますか。
全国のすごい選手とプレーできて、スピードとか判断力とか、自分の足りないところを学べました。集まってきた選手は、中学のときに東京で合宿とかで一緒だった人が多くて、久しぶりに会う感じでした。

—今年のえひめ国体でも、少年男子の全国3位に貢献したそうですね。
国体は、地元の小学生や中学生も会場に見に来ていて、観客の数がすごかったです。でも、優勝できなかったので悔しかったです。

—来年は、国体がいよいよ地元で開催されます。
今年は優勝できなかったので、来年こそ必ず優勝したいです。地元なので、たくさんの人に試合を見に来てほしいですね。

—負けたときの悔しさは、どう消化していますか。
自分のできなかった課題を見つけ、次の大会までにできるようにして試合に臨んでいます。基本的には、自分で何が課題かを考えるんですが、コーチから教えてもらうこともあります。兄は今、京都の同志社大学でハンドボールを続けていて、兄からもアドバイスをもらいます。

—北陸高校の男子ハンドボール部について教えてください。
部員は今34人で、愛知や鳥取、東京から入学してる人もいて、彼らは総監督宅で暮らしています。北陸の男子ハンドボール部は歴史も古く、インターハイ・国体・選抜で全国優勝9回、準優勝8回を誇っています。

—一日のスケジュールを教えてください。
朝6時20分頃に起きて朝食をとり、だいたい7時半に登校。学校のトレーニングセンターで20分くらいの筋トレをします。8時から朝学習があり、15時半まで授業です。放課後は、16時から練習場である北陸電力体育館フレアまで約6キロのランニングをします。体育館での練習が始まるのは17時からです。
ランニングのある日は、パス練習をして、次に1対1の練習、シュート練習、6対6のフォーメーション練習や速攻練習をし、ゲームをして終了です。

—毎日の練習で心がけていることはありますか?
自分のできないことを意識して取り組むようにしています。今は、1対1の強さとか、周りをみる判断力とかで、スピードやキレを鋭くしたいです。朝の筋トレでは、ジャンプ力やスピードに関わってくるスクワット、ベンチプレスを意識しながらやっています。

—ビデオを撮って検討することもあるそうですね。
そうですね、相手を見て、自分のプレーを考えるというか。攻めるところの一歩手前の自分の入りとかの動きを見て、今のはなんで相手を抜けなかったのかとか、抜けたのかとかいうところを考えます。
間合いが近くないときは抜けるんだけど、近くなると一瞬の判断力が大事になる。僕はそんなに判断力がない方なので、1対1に入る前に、相手のディフェンス位置や味方の位置を見て、どう動くかを判断します。そうした判断力を高めるのは、やはり毎日の練習や経験だと思います。

—自分だけの強みはありますか。
10メートルより遠くから、シュートが打てることです。

—北陸高校の男子ハンドボール部の環境はどうですか?
監督やコーチの力もあり、他の高校とは違ったプレーが学べるところがいいと思います。
先輩後輩も、上下関係は厳しいけど、仲が良いので楽しいです。同じポジションの先輩にはスピードがかなわなくて、プレーについてのアドバイスをもらったりすることもあります。今の3年生はみんなすごい選手で、いっぱい刺激も受けるし、学ぶところも多いです。僕もそんな選手になりたいです。

—どういう選手になりたいか、目標はありますか?
チームが苦しいときに、強気で攻めて1点取ってくるプレーヤーになりたいですね。

—部活動と勉強との両立はどうしていますか?
テスト週間のときは、練習後帰宅してから勉強しています。ハンドボール部では、赤点を取ったらいけない決まりがあるので、勉強も手を抜かず取組んでいます。親しみやすい雰囲気の先生が多く、授業の終わりに分からなかったところを聞きに行くと、丁寧に指導してくれます。

—クラスメートとは、どんな風に過ごしていますか。
全員が運動部に所属しているのですが、友達の話を聞くと、部によって練習メニューや休みの回数も全然違うんだなと思います。テスト前に一緒に勉強したり、プライベートで映画を見たり、モンストや携帯のゲームで遊んだり、ですね。

—これからの目標を教えてください。
関東地区はハンドボールのレベルが高いので、大学は関東のほうに進学してハンドボールを続けたいです。

—2020年の東京オリンピックも視野に入っていますか?
まだそこまでは考えてないです(笑)。

—未来の後輩に、アドバイスをお願いします。
自分がやりたいことを精一杯できる学校に行った方がいいと思います。北陸高校は、僕にとってはそういうところなので、後輩にもすすめたい。自分のしたいことができるのは今のうちだけなので、精一杯やってほしいです。

PROFILE
安居中学校出身。男子ハンドボール部に所属。U-16日本代表選手。インターハイおよび国体にレギュラー選手として出場し、いずれも3位入賞に貢献した。

インタビュー一覧へ