もっと強い自分へ。挑み続ける北陸のstrongerたち。
vol.06 インターハイ6位は、くやしい。
目標は、ふくい元気国体優勝です。

普通科
普通コース1年

蓑輪 夢未

普通科
普通コース1年

蓑輪 夢未

—陸上競技を始めたのは、いつ頃からですか。
本格的に陸上を始めたのは、中学1年生のときです。もともとは、ハードルを専門にやろうと思って陸上部に入部しました。姉が走高跳と四種競技(100mハードル、200m走、走高跳、砲丸投)をしていたので、陸上部の顧問の先生に「四種もやってみたら」と言われ、中学2年生のときから四種競技もするようになりました。

姉は走高跳でジュニアオリンピック3位になったり、四種競技で県の大会で優勝しています。最初は、姉がすごすぎて自分にできるのかなと思ったけれど、いざやってみると四種競技で走高跳をはじめいろんな種目をやるのが楽しかったです。

—北陸高校に進学した理由を教えてください。
中学の陸上部の先生から「北陸高校の陸上部の先生がいいよ」と勧められたことですね。友達もたくさん北陸高校に行くこともあって、北陸高校に決めました。

走高跳1本でいくようになったのは、北陸に入学してからです。中学ではずっと走高跳と四種競技を両立していました。高校生になると他の種目のレベルが高くなるので、集中した方が記録も伸びるかなと思い、今は走高跳1本でやっています。

—高校になって、走高跳の記録が伸びましたね。
はい、6月の春季総体で1m76を跳んで、中3の時に出した福井県記録を更新することができました。8月のインターハイでは、全国6位に入賞しました。高校女子のインターハイ記録が1m80くらいなので、記録の目標として、それは跳びたいと思っています。自分の一番の強みは跳躍力だと思うので、そこをもっと磨いていきたいです。

—陸上部での練習について教えてください。
コーチの吉田先生に、マンツーマンで指導してもらっています。助走から跳躍まで見てくれて、「もうちょっとこの動きを良くしたらいいよ」とか、細かくアドバイスしてくださいます。

流れとしては、練習の前に「今日は何本跳ぶ」とか「何cmまであげる」とかその日の目標を決め、それを跳んでみて今日はどうだったかを練習後のミーティングで話します。客観的に見てもらって、分析してアドバイスをもらって、課題を見つけて改善していく、の繰り返しですが、そういうことがあるから小さなところから競技力が上がっていくのかなと思います。

それから、強化練習などで習ったことも練習します。例えば、動きを大きくすることとか、走っていってマットに対して内側に倒れる「内傾」を意識したりするなど、できなかったことを練習しています。

—その日の調子に左右されることはありますか。
そうですね、調子の良い日はとことん走っても、体が軽く、浮く感じがあります。悪い日は、朝起きたときから「今日アカンかもしれん」ってわかります(苦笑)。体はメンタルとつながっているので、体がついていかなくなると気持ちも沈みます。だから、2日間練習する日があって調子が良くなかったりすると、「今日は調子が悪かったから、明日は何cm跳ぼう」とか考えます。

試合が近づいてくると、自分の中でテンションが上がり、だんだん調子も上がってくるんだけど、その日の調子で気分とかが変わっちゃうところは気をつけたいです。

—試合で意識していることはありますか。
全国大会には自分より強い選手がいるので、あまり見過ぎないようにしています。なるべく自分の跳躍だけに集中するようにしているんですけど、やっぱり気になってしまいます。吉田先生は、自分のメンタル面のことも気にかけてくれています。

—陸上部の雰囲気はどんな感じですか。
今、全員で40人くらいいます。1年生の女子は少なくて、私を含めて8人くらいです。種目はそれぞれ違っていて、走高跳をしているのは自分1人です。

先輩もひとつひとつの動作について教えてくれて、練習では厳しいけど、終わってからはやさしくて、ずっとしゃべってくれます。中学のときは「高校に入ったらもっと厳しくなるのかな」と考えていたんですけど、思ったよりのびのびと練習できています。

—部活と勉強の両立は大変ではないですか。
鯖江市の自宅から通っていて、朝は5時半に起きます。6時50分の電車に乗って、7時30分に学校に着き、8時10分頃まで朝練をします。その後、読書タイムや合掌礼拝があります。放課後は、部活が5時半〜6時くらいまであって、7時頃の電車で帰ります。

普通コースなので、勉強は授業に集中して、家ではほとんどゴロゴロしています(笑)。勉強でわからないところは、「ここどうやった?」って友達に聞いたりしています。

—クラスメイトと過ごす時間はどうですか。
友達がたくさんいて、みんな部活とかやっています。ダンス部の友達がいるんですけど、『福井フェニックスまつり』とかで踊ったりするのを見にいって、「すごかったよ」って話をしたり。ちょうど陸上部の練習が終わった後、ダンス部が練習している前を通るんだけど、けっこう先輩から怒られたりしているのを見て、自分らは先輩たちが怒らない方だから「もっと頑張らなきゃ」と思ったりします。

—これからの目標を教えてください。
今一番の目標は、来年のふくい元気国体と再来年の茨城国体で優勝することです。今年のインターハイはレベルが高く、自分の中にも弱い部分があったので、来年はそれがないように直していきたいです。

今年インターハイで6位になったとき、みんな「すごいね」と言ってくれたけど、自分は悔しかったです。調子が悪く「もうイヤやな」とめげそうになるときもあるけど、やっぱり全国大会で優勝したいから「思いっきりやればいいや!」と自分に言い聞かせて頑張っています。

PROFILE
中央中学校出身。陸上部に所属。女子走高跳福井県記録保持者(1m76)。高1でインターハイ6位入賞。中3の全中では当時の福井県新記録1m75を跳んで全中2連覇を達成。北陸高校に進学後、走高跳に競技種目を絞り、今後の活躍が期待されている。

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